緊急事態宣言が明けたとはいえ、まだまだコロナ禍。パスタも幾人かはまだ絶賛テレワーク中です。

在宅で仕事をすると当たり前ですが、同僚、上司とは基本的にオンラインミーティングやチャットがメインになってきます。
なかなか面と向かって会う回数が少なくなりますね。

三国志あたりの時代の言葉で「男子、三日会わざれば刮目して見よ」ってありますね。

人は、3日会わないと驚くほど成長しているから目ん玉かっぽじってみやがれ、みたいな意味らしいですけど、今、3日どころか平気で週1回すらも会わない人もいるんですよね。

3日会わないだけで刮目されるくらい成長してるなら自分、ナメック星に降り立った時の悟空くらい成長してるはずなんですよね。なんにもしてないけど。

あ~、もしかして自分ではわからないやつなんですかね。これ。知らない間に強くなっちゃった的な?わからなすぎて誰も刮目できない的な?

うん。何をか言わんや。

まあ、呂蒙さんは偉い人から勉強せい言われて素直にきちんと実行したから変われたんです。
このおっさんは素直じゃないし、呉下の阿蒙どころかどっかの阿呆。
「使えない頑固なおっさん」の称号を欲しいがままに持ったまま。
大切にしすぎてラスボスでも使わずクリアしちゃったエリクサーみたいにいっぱいいーっぱいあります。
初めのころに手に入れたやつなんか絶対腐って使えない。

 

毎日とは言わずとも、せめて休みの日とかに何かやればいいんでしょうけどね。
でも色々忙しいわけじゃないですか。
色々って何って、いやまあ、色々ですよね。

あの、初対面に近い感じの時とか、そこまでまだ親しくなってない感じの距離感での会話に
「休みの日はなにしてますか?」っていう、めちゃくちゃ答えに困る質問。ありますよね。

我々はあの難問にどう立ち向かうべきなのだろうか。

インドア類コミュ障属引きこもり科の自分にとっては、ウォールマリアを簡単に越えてくる超大型巨人襲来の時くらいの危機です。

その日人類は思い出す。この世には「全人類は休みの日に必ず行う何かが存在している」って信じて疑わない人がいることを…。

 

「え?何?逆にいつも休みの日は決まって何かやってるって何で思ったの?」とかそんなん言い出すとかもう凄いめんどくさいですね。

「え、え?休みの日?え~、いや~…ちょっ……う~~ん……。ええ~~、え~っとですねええ。うーーーん……」とか延々5分も10分も考えてたら聞いたほうが気い使って、もう聞かんとこってなりますし。

 

ググってみると、この危機に恐怖する人類はたくさんいるようです。
おススメの休日の過ごし方とかめっちゃ出てきます。ほらほらほーらね!

モテる過ごし方とか、意識高めの休日の過ごし方とか、この質問してくる異性は脈があるのか?とかウケがいい休日の過ごしかたとか。
なんか出会ったばかりの異性にはこの質問は聞いてはいけないらしいです。そんなつもりなくても。
就職の面接とかでもこの難問が飛び出してくるらしいですね。やっと入れた最終面接…でもそこは地獄だったってか?
休日でも向上心持ってるか、とか人となりをみたいとかなんでしょうけど。

「何をいうか!休日はゴロゴロしてそうな男が何をいうのか!」って。(偏見)

もうそんな危険なものがあるから、戦いは終わらないんです。

言わなければやられなかったのにー!って。

全人類がみな映え映えキラキラ趣味を持ってたらこんなに記事がヒットしないはずですやん?。
持ってないってことじゃないすか。みんな持たざる者なんすよ。もう親友と二人で草笛吹いちゃう。

 

自信をもって言える趣味…うーん。ヨガとか座禅とか、そういうのよさそうですよね。
海外のセレブもみんなやってます。

だから休日にゴロゴロしてます。って言わなくて、
涅槃のポーズで瞑想してます。って言っちゃえばいいんですね。なるほど。
しかも一日中瞑想。めっちゃ意識高そう。凄そう。(小並感)

「スティーブ・ジョブズに憧れて私も禅とかやり始めたんですよー。」
「いまじゃ休日は必ず丸一日涅槃のポーズで瞑想してますー。」
「妻や子供は瞑想のよさをわかってくれなくて、邪魔っていわれてるんですけどねー。」
「イヤーアハハ」

とか言っとけば「へーすごーい」(棒)ってなること請け合い。
瞑想とか座禅とか実はなんもわからなくても「マインドフルネスでドラスティックなシナジーがー」とか、
なんかそれっぽいこと得意げに言っとけば「やばーいこの人意識高い(系)ー」っておもわれるんじゃないでしょうか。

「あの人、休みの日はゴロゴロしてるだけっぽいよね。なんにも知らないし」
「普通に言えばいいのになんか瞑想とか言っててイタくない?」
「ねー。キモーい」

誰が為の休日と問うなかれ。休日は汝が為にある。