舞妓さんのお話ですが、先日、あるクイズ番組で舞妓さんに憧れて年明けから京都に修行に行くという15歳の少女を見ました。只々、その心意気に感心致しました。舞妓さんといえば、踊り、茶道、華道、立ち居振る舞いに至るまで「美」求められます。我々庶民には高嶺の花ですが、一生に一度は行きたいものです。付け焼き刃の知識で恐縮ですが、接待の時間は線香を立てて、煙が尽きるまでといわれます。しかし、線香は儚いもの。すぐに尽きてしまう。それに「ウン万円」という金額を払うということです。落語で「たち切れ線香」という演題がありますが、それは庶民と吉原の遊女のお話。舞妓さんと遊女は全く違います。舞妓さんは「芸」を売るのです。その芸の艶やかさはお金に代えがたいものがあります。京都、祇園のお茶屋通いは無理ですが、「鴨川おどり」等舞妓さんを気軽にみられる催しもあります。何より、祇園、花見小路・宮川町など風情を楽しまれてはいかがでしょうか。
なお、昼間祇園の街を舞妓さんの姿をした女性は、観光客がほとんどです。お間違え無く。
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