どうもらいてふです。

少し前から私が割かし頻繁にプレイしているゲームがありまして。

皆さんはテーブルトークRPGというものをご存じでしょうか?

会話型RPG等とも呼ばれる、いわゆるコンピューター(ゲーム機やパソコン等)を使わず、基礎的なルールブックとペンやメモ、カードやサイコロといった道具を使い、プレイヤー同士で会話を行いながら進めていくタイプのロールプレイングゲームです。

私は、その中でもCoC(コールオブクトゥルフ、クトゥルフの呼び声)と呼ばれる、異形と対面したりなんか良く分からない場所に飛ばされたり突如何かしらの怪しい実験に巻き込まれたりしたりしなかったりするタイプのゲームにハマっています。

ちなみに『名前は分かったけどクトゥルフってなんです?』ってなった方もいるでしょう。

クトゥルフというのは、ラヴクラフトというアメリカの怪奇小説,幻想小説家が”宇宙的恐怖(コズミック・ホラー)”と呼び、没後友人の作家が体系化し広めた、所謂“我々の住んでいる地球の遥か外から来た生物や神々がもたらす恐怖の一つ”という感じでしょうか。その体系化された世界観とそのジャンルがクトゥルフ神話と呼ばれます。

なぜ一つ、と言ったのか。

まぁ一般的な神話体系を思い出して頂ければイメージしやすいかと思われますが、大体一つの神話には、色んな神様がいらっしゃいますね? クトゥルフ神話もまた例外ではなく、色んな神々やそれらに仕えているとされる種族が出てきます。

這い寄れ!ニャル子さん!! がまさにそのクトゥルフ神話を題材にしたアニメですが、実際に説明されるクトゥルフ神話の生き物は、当然ながらかわいらしい見た目ではありません。

ここでテーブルトークRPGの話に戻りますね。

CoCでは基本ルールブックに沿って、探索者と呼ばれるプレイヤーが動かすキャラクターが、自分の身に起きた事件や出来事を解決するべくフィールドやダンジョンを探索するゲームとなっています。

ここで注目されるもの、それは探索者の技能と正気度。

一般的なRPGでよく見るHPやMPとは別に、CoCでは探索者のステータスの中に正気度、通称”SAN値”と呼ばれるステータスがあります。このステータス、何が大変かっていいますと…。

一気に減ると発狂するし、無くなったら無くなったで死んじゃうんですよね。

一般的な出来事で言えば、死体を見てしまったりとか、突如無修正のグロいものを見たりとかでもSAN値は確かに減少するのですが、このCoC、実際に探索者が目の当たりにしかねないのはそんな生易しいものじゃあない。

想像してみてください。貴方が仕事や学校から帰ろうかなって思って何時も通る道の曲がり角を曲がったときに、いきなり全く知らない良く分からない場所に飛ばされ、地球上の生態系ではまずありえない謎生物が蠢いていたら。

普通に気が狂いますよね。私は頭おかしくなります。

まぁそんな感じでシナリオ内で探索者は突如人外と遭遇し、でかい数値の正気度喪失イベントが発生したりします。

具体的に言えば10面サイコロ1個分弱かもしくは最悪100面サイコロ1個分。新規で作った探索者の一般的なSAN値の平均値は大体50~65くらいなので、100面サイコロの出目次第で大体ほぼほぼ消し飛びます。

ちなみにそんなヤベーもんと遭遇しても、殴り倒せばいいじゃんw って思っちゃう方、居ると思うんですよ。

しかしこのゲームで基本的にプレイヤーに与えられるステータスというのは、どこまで行っても”一般人”、そう、一般人なのです。

伝説の剣とか無敵の装甲とか持っている筈もないのです。相手はステータス的に持ってますけど(

まぁ、そんな感じのCoC、もしちょっとでも気になる方は調べてみて、やってみると面白いかもしれませんよという話でした!